娘たちの通う学校では学年ごとに野菜を育て、給食に利用する事もあるのですが、今年はコロナの影響で、自宅学習が8月までとなってしまい、畑の手入れは先生方がしてくださっておりました。
そして、昨日の登校日に、ビーツと玉ねぎをもらって帰りました!
泥付き、葉付きでもらってきたので、この状態にするまでが大変!
葉っぱと茎と実に分けましたが、葉と茎だけでもどっさりあります!
”奇跡の野菜” ”食べる輸血”と言われるスーパーフードのビーツとは、
ロシア料理のボルシチに入っている、あの真っ赤な野菜です。
カブのような形状ですが、実はホウレンソウと同じ、アカザ科に属します。
あの赤紫色は「ベタシアニン」という色素によるもので、これはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があり、身体の中の活性酸素を取り除いて老化を防いだり、細胞のがん化を予防します。
また、レタスやトマトなどの2倍のカリウムが含まれており、カリウムは余分なナトリウム(塩分)を排出する働きがあるため、むくみの解消や、血圧上昇をを防いで高血圧の予防になります。
さらに、パントテン酸は血液の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすさようがあるため、動脈硬化の予防につながります。
他にも、食物繊維のほかラフィノースというオリゴ糖が含まれており、腸内の環境をと整えて善玉菌を増やし悪玉菌の増殖を抑制する効果も期待できます。
最後に、甘未成分のベタインは肝機能を高め、脂肪がつくことを防ぐ働きがあり、肝硬変や肝脂肪の予防にもつながります。
スーパーフードと言われるだけはある、栄養価ですね。
私はローフードを学んでいるので、まずは、
葉っぱを生のままで、同じく収穫してきた玉ねぎとフリルレタス、パプリカ、と一緒に生春巻きの皮で巻いて食べてみました!
好き嫌いはあるかと思うのですが、私は美味しく頂けました。
”ラッキー”という品種の玉ねぎも頂いたのですが、これが甘くて食べやすくなりました。
そして、鉄板のボルシチ!
下茹でした時の真っ赤なゆで汁にも栄養が溶け込んでいるので、メープルシロップを入れて、ジュースにしました。
こんな日はローフードにこだわらず、このような加熱料理にパンも頂きました!
せっかくなので、加熱のメニューも頂きましたが、やはり、ローフードを学ぶ身としては、Raw(生)のメニューも作りたい!
そこで、ビーツの色素を活かした、きれいなピンク色のロースイーツ、
”ロービーツケーキ” を作りました! 豊富な栄養価に加えて、ローフードの特徴である、48度以下の ”焼かない調理(非加熱)” 調理なので、食物酵素が活きており、代謝を上げる効果が期待できます!
さらにもう一つ、ビーツと赤ワインのソルベも作ってみました! こちらはちょっとビーツの癖が残るのて、家族でも好みが分かれました。 炭酸を入れて凍らせており、フルコースに出てくるグラニテのような感じに仕上がりました。
栄養価の高いビーツですが、若干クセがあるので、まず、普段は買いません(笑)
でもまだまだ、葉も茎も実も残っているし、せっかくなので、この機会はフルにいろいろなものを作ってみたいと思います!
明日は何を作ろうかな?
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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